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『俳優修行』(スタニスラフスキー、山田肇訳)より
p178
「本質的に正しい目標を選ぶことを学ばなければならない。(・・)
一 それは、フットライトの手前になければならない。それは、ほかの俳優の方へ向けていなければならず、観客の方へ向けられていてはならないのだ
二 それは、自分のものであるべきではあるが、しかし、自分が描いている人物の目標に類似しているべきである。
三 それは、その機能が、我々の芸術の主要目的、すなわち、人間の魂の生活を創造し、これを芸術的な形式で表現するということを実現するにあるべきなのだから、創造的で、芸術的でなければならない。
四 それは、リアルで、生きていて、人間的であるべきであって、死んでいたり、月並みだったり、芝居染みていたりすべきではない。
五 それは、諸君自身や、相手の俳優や、観客がそれを信じうるように、真実でありべきである。
六 それは、諸君をひきつけ、動かすような性質をもつべきである。
七 それは、かっきりしていて、諸君が演じている役に典型的なものでなければならない。
八 それは、役の内的実体に対応するだけの価値と内容をもっているべきである。それは、希薄であったり、皮相であったりしてはならない。
九 それは、役を前進させ、これを停滞させないように、能動的であるべきである」