2-4

『俳優修行』(スタニスラフスキー、山田肇訳)より

p42

「不幸にして、世間には、いい趣味より、わるい趣味の方がずっと多いのである。(・・)それこそ一番割るいことは、紋切型が、まだ生きた感情の詰まっていない、役のあらゆる隙間を埋めようとするということだ。」