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『なにもない空間』(ピーターブルック、訳:高橋康也、喜志哲雄)
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「世界のどの国でも、芝居の客は減っている。ときおり新しい運動、すぐれた新進作家などが現れるわけではない。だが全体としては、芝居は見る人の心を高めたり、頭を教化したりすることができなくなっている。いや、お客を楽しませることさえできなくなっている。」